東京湾タイラバ攻略のコツとは?

タイラバで釣果を上げる方法の独自理論になります。
なぜタイラバで釣れるのかとても不思議じゃないかと始めは思っておりました。

やり始めると魅力にどんどんハマりまだ未開拓の釣りでどんどん進化し今の所は独自の秘密テクニックもございます!

そんな中、東京湾でのタイラバの攻略について説明したいと思います。

1.東京湾とは?

東京都、神奈川県、千葉県に隣接した太平洋の湾の事を表します!東京湾は行政の広義で定められる広さは千葉県館山市の須﨑灯台と神奈川県三浦市の剣﨑灯台を結んだラインを東京湾としています!

面積にすると約1380k㎡もあり約琵琶湖の約2倍の広さがあります!最大水深は湾口の浦賀水道で水深700mもあり琵琶湖の約7倍です!

湾口の館山側には黒潮の影響を受けやす様々魚が釣れます!浦賀水道では世界的稀少な深海ザメが発見されたりしています。

湾口では度々クジラやイルカも回遊してきます。現在も湾口には黒潮に乗って回遊しています!

私は2018年12月にチャーター船操船中に観音崎沖の水深50m位でクジラを見た時はびっくりしましたが、湾央にも間違えて入ってくる事もあるようです。

東京湾では様々な魚が釣れます!しかもスズキの水揚げ量は日本で一番のようです。是非、東京湾のフィッシングライフをお楽しみ下さい。

2.タイラバとは?

定かではありませんが、元々は九州や四国の漁師が鉛にビニールや風船のゴムを使って針を付け船を超低速で走らせ、真鯛を釣ってたと聞きました!

また、テンヤは今やエビを付けるのが一般的になりました。

テンヤは鯛テンヤ以外にもイカテンヤ、タチウオテンヤ等がありますが、オモリとフックが一緒になった物をテンヤと言うそうです!

ジグヘッドもテンヤ?

簡単に言うとテンヤが丼って感じで、今のタイラバは定食って感じかな?って思います。

タイラバは現在、ヘッド、スカート、ネクタイ、フック、好みによりトレーラーなど遊動式や半遊動式がメインになり、様々なカラーや組み合わせにより、経験や感で楽しめる釣りで人気な釣りになりました!

初心者でも大鯛が釣れる可能性を秘めた釣りです。女性にも餌を付ける事がない為大変人気です。

3.東京湾のタイラバの時期と水深

東京湾では年間通して真鯛釣りが期待できます。マダイのノッコミシーズ(3月後半から6月中旬)になるとコマセマダイ船だらけになり剣崎沖や久里浜沖でマダイが餌付け状態になってしまいます。

メインベイトがオキアミになるとタイラバはかなり不利になります。その時期はオキアミを撒かれてないポイントでマダイを狙います。
この時期の真鯛は同じ大きさでも餌を沢山食べて太っていると白子や真子がお腹に入って重さもでます。白子や真子はとても美味なので是非食べてみて下さい。

年にもよりますが、ノッコミが終わったアフターの真鯛は魚探に反応があっても中々捕食モードにならない時期もあります。
全ての真鯛がそんな状況ではないので、活性がいい真鯛を努力して狙いますので一緒に釣果をあげて下さい。

東京湾のマダイの水深は12月から2月(冬)越冬マダイは50mから90m。3月から6月(春)ノッコミマダイは40mをメインに30m〜50mを狙い、7月から9月アフターマダイは15m〜40m、10月から11月秋マダイは40m〜60mを重点的に狙います!

近々、ディープタイラバを開拓して行こうと思っております。

東京湾タイラバ攻略のコツ

4.東京湾のタイラバ船の釣り方

基本はベイトタックルを使用をお勧めしております。

リールはハイギアが潮の流れを読む事が出来やすいのでお勧めですがローギアでテンポ良巻くのもいいと思います。

潮が全く動いてない時の浅場ならキャスティングでスピニングタックルで狙うのも釣果が期待出来ます!

PEラインは0.8〜1.0号、FGノット又はPRノットで結束しリーダー3号〜4号(青物が回っている場合はなるべく太いリーダーを推奨します)、リーダー長さは潮の流れや根掛かりする場合を考えて普通より長めに付け状況で短くする事やリーダーを2.0号や2.5号にして細くしたりする事で釣果アップを目指して下さい。

5.東京湾のタイラバの重さ

水深と潮の流れ、風等によりますが、相模湾や駿河湾のドテラ流しよりは軽めでいいかなって感じです!

特に駿河湾は岸から近くても水深が急深になる為、タイラバは東京湾に比べると重めです!

東京湾のタイラバでは深い場合でも70m〜80mが一般的のタイラバ船がマダイを狙っています!

東京湾での80mの潮が早い場合は120gが目安です!

100g迄しか持ってないお客様!底潮がいい感じで流れている時用に120g以上も持ってた方がいいですよ。

無理して100gを使うよりタイラバを上手くコントロールできます。

6.タイラバのドテラ流し

タイラバの仕掛け

タイラバのドテラ流しは現在は全国的にポピュラーですが、数年前までは東京湾でドテラ流しをやっている遊漁船はほぼありませんでした。

理由は片舷釣りになるのでお客様を半分しか乗せれないデメリットがあるからです。

しかしVIBES丸の料金はなるべく安価に設定し、お客様に満足して頂ける様努力致します。

ドテラ流しは広範に風と潮で流し探れるメリットがあります。

ドテラ流しする際は水深が20mより浅い場合はエンジンを切ってドテラでやると釣果が全然違います。実際潜ってみるとエンジン音がどれだけかがよく分かります。

あまりにも潮が早い場合や風が強くうねりがある時や、ディープエリアをポイント直撃、バーチカルパターンの時さスパンカーを立てて風向きに合わせる場合があります

7.東京湾のマダイの習性とポイント

ポイントはやはりと東京湾内のマダイは剣崎沖の吉の瀬近辺が魚影が濃いと感じますが年間、オキアミを食べまくっている為、コマセの遊漁船がマダイをやってない時期を狙うと一発大物が期待できます。

マダイは案外、底に居ると思われますが変幻自在に泳いでいます。例えば水深が100mで釣れた棚が60mって事もあります!

マダイがトップウォータープラグで釣れたって話や深い水深だと200mで釣れたなど神出鬼没な魚です!

だから面白いし釣りがいがある魚だし、しかも美味しい!

また大量に群れをなしている場合はめったになく、色々な場所に小さな群れで餌を狙っているのも変わってます。

通常の魚群だと大きな魚が下に泳いでる場合が多いと言われてますが、マダイは大鯛が群れの上を泳ぐ習性もあるようです。タイラバで大鯛を釣っている人を見ると、棚が高めな気がします。

コマセマダイで水深40mの場合、上からコマセカゴを25mであわせた場合、ハリス10mってのは理論上ですと下から5mになりますが、大鯛は警戒心が強いといいますが、自分的には潮が動いて餌の重さで浮いて指示棚より、上で大鯛が釣れる事もあると考えてます。必ず餌が下から5mって事はありません。

マダイの習性は警戒心が強いと思われがちですが、雑食魚ですしリアクションでタイラバにヒットしてくるので自分的にはそんなに警戒心が強いと思ってません。

実際、室内の海水釣り堀でカワハギ他、約10種類とマダイが入ってる生簀で釣りをしましたがオキアミを付けても瞬間的にカワハギが釣れる場合かカワハギに餌を取られしまいます

その時に餌を付けずに針だけで釣れた魚はマダイしか釣れません。捕食モードになってるマダイは何でも食べちゃうんです!

色々な妄想と勘でマダイを釣ってみてはどうですか?

8.真鯛の適正水温

真鯛は水温が6℃以下になると死滅すると言われています。また水温が12℃以下では冬眠状態になり、快適に過ごす為、真鯛は暖かい水温を探して移動すると、自分は思っています。

しかし東北地区や北海道の一部でも真鯛は生き続けるているので、年月を重ね真鯛も水温環境に少しずつ対応出来る様になっているような気がします。

次に活性が上がる適正水温は18℃から28℃と言われてますが、自分は東京湾では水温が15℃から25℃と思っています。

冬はなるべく暖かい所へ、夏はなるべく涼しい所って感じです。

魚の水温変化が1℃変わるだけで人間の10℃以上の変化と言われてますが、そう言った事を考えると釣れるレンジの水温の把握が釣果に繋がると思っています。

東京湾では一年中真鯛がよく釣れますが、昨日釣れたのに潮も同じ感じで流れてるのに釣れない日は水温変化も影響していると思います。

VIBES丸もそうですが、釣果情報の水温記載は表層の水温を表しているのが殆どです。VIBES丸では今後、釣れている水深の水温も調査して釣果アップに繋げて行きたいと思います。

9.東京湾でのタイラバの色

ベイトフィッシュによりますが、自分の場合、最初はヘッドとスカートとネクタイはある程度色を固定して、水が澄んでる場合は赤からスタートします。

水が澄んでてシフトして行く場合は、ラバースカートに黒を入れるか、ネクタイを黒にチェンジし、水に濁りがある場合はオレンジにシフトチェンジして行きます。

タイラバは潮が動いてないとなかなか釣れません。水深20mぐらいの浅いところを狙う場合、東京湾ではタイラバヘッドは60gを使用してます。

スイミングタイラバで斜めに引いてレンジを長く巻きたい場合は、他の人よりあえて底が取れるギリギリの重さにしたりして他人より長いチャンスゾーンを泳がせて釣果を期待します。

最近はフォール速度を調整しやすいリールを使ってフォールで狙って釣果を上げます。どんな釣りでもフォールはとても重要です

10.タイラバ釣果アップの秘訣

朝からポツポツと真鯛が他の人が釣れてて自分が釣れない、なんでだろ?て場合はカラーを真似したり重さやシルエット、底からどれ位?って聞いてみたり、釣れてる人の巻き速度もある程度真似が出来ます。

あたりが有るが乗らない時にハリを小さくする事とシルエットを細くする事をお勧めします!いい例だとダイワの中井チューンになります。中井チューンはハリが凄く小さくてネクタイのみを2本付けてますがネクタイもかなり細くしハリになるべく刺さらなくなる様考えてあります。ハリが小さくても大鯛は釣れます!

次に自分や他の人が釣れてあまりバラシがない場合、活性がいいと判断して私なら思いきって大きめハリを使います。そして竿に乗ったと思ったら上顎に貫通めがけて合わしちゃいます!
あくまで竿に乗ってからですよ!

結果、巻き速度、渋い時はハリ小さく!ベイトは何を食べてるか?マッチザベイト!釣れてる時はイケイケ!リズムに乗って自分なりのパターンに嵌めて下さい。

11.真鯛の地合いと潮の動き

下げ8分、上げ8分とか昔から良く言われてます!これは間違いなく潮が動く時間でチャンスタイムです!

東京湾は潮が動いてない時に少し移動するといい感じで潮が動いている場合があります。もしマイボートでやる場合は潮が流れてるポイントを狙いましょう!また自分的にはやはり潮が1番動く大潮が1番だと思っています。タイラバでは潮の動きが1番重要だと思ってます。

タイ釣果

12.マッチザベイト

真鯛は雑食なのでベイトフィッシュは釣れた時に吐き出す物に注意すると釣果が上がるポイントです!

もし、イワシを捕食しているマダイであれば、ネクタイは何故か金色が反応がいいのでオススメです!
気まぐれなマダイは全く違ったカラーにも反応しますが、自分で予想し大鯛を釣って結果をだすのはとても嬉しい事です!

流行りのマッチザベイト!でベイトフィッシュに合わすのもよし、経験から自分の自信があるタイラバで釣るのもよし。イワシパターンは経験上金色のネクタイがオススメです!
因みに2018年夏はイイダコパターン及びイカパターンに嵌っておりました!

※2019年になり必ずしもマッチザベイトに拘りがなくなりました。

13.タイラバの波動

ヘッドやスカート、ネクタイ、トレーラーに様々なメーカーから波動って単語がでてきます!実際、タイラバでは波動は凄く大切になります!

ある日、3人で並びカラーも重さも同じタイラバを使って、私はS字に動く某メーカーのヘッドで強波動で釣りましたが3時間全くあたりません。となりの友人は着底したらすぐあたり、真鯛をバンバン釣りあげます。私はムキになりあえて波動が強いタイラバでやりましたが全くあたりがありません。しぶしぶ同じ様な波動が殆どないタイラバに切り替えると、驚く程にあたりがありその日は真鯛が沢山釣れました。

カラー、重さも一緒でかなりの釣果の違いが出ます!

貴重な体験をしたので皆様も波動を気にしてタイラバで大鯛を釣って下さい!

14.東京湾タイラバでのディープパターン

2020年冬に入り、東京湾で80mより深いポイントはあまりタイラバを積極的にやっている遊漁船はないと思います!それは久里浜の浦賀水道まで行かないと82m位までしか水深がないからです。

真鯛は200m位までに居るようなので、少しずつディープエリアも開拓したいと思います。また、60mから70mでも水深で大潮や流れが速いは、120g以上がおすすめです!

水深が深い場合、ギリギリの重さでやるとロクな事ありません。底取りも見逃すとラインがどんどん出て意味がなくなってしまいます。

駿河湾や相模湾でタイラバをしてる方々はやはり重めのタイラバを使っているようです。

某メーカーの社長さんに聞いたら120gが1番売れてると言っていました!

青森の仲よくして頂いてるタイラバ船では水深50mから70mでバイブスバレットを125gを愛用してもらい、150gと200gを作って欲しい言われいます!

今までは70m位をやる時はお客様が底取りが大変な時はスルーして移動していました!チャーター船でのディープタイラバに挑戦したい方は是非お声かけて下さい!

また、一度ディープタイラバをやって巻きが重すぎて嫌になっちゃった人はオシアジガーのインフィニティドライブ内臓モデルはかなりオススメです!ハイギアでも水深100m、船1.5ノット流れ、タイラバ150gでも苦痛はあまりないです!更にローギアはかなり楽ですが、回収が遅いので…。

もっと自分のレベルを上げたいので詳しい方は教えて下さい!いつもありがとうございます!

15.真鯛の嗅覚と視覚

真鯛は匂いに対し魚の中でもっとも敏感の部類に入ると言われています。

2019年に入りタイラバも匂いで寄せる匂い玉が発売されたり、匂い付きのワームやネクタイも某メーカーから発売され更に進化を遂げてます!

又、視覚もいいと言われてます。100m先の1cmの物が見えていると言う話もネット上に書かれたり一体どんな魚なんだと興味が更に増しました!

私の中ではもしそうだとしても好奇心でリアクションバイトしてしまう魚と思い込んで真鯛を釣っております。

皆様もタイラバライフを一緒に楽しみましょう!

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